2011年5月8日日曜日

チャンギ刑務所礼拝堂&博物館




第二次世界大戦中、日本軍によって囚われた欧米人の兵が収容された場所。ただし、この博物館は近くにあったものを移築したものです。写真にある礼拝堂は、捕虜の兵士たちによって造られたもの。この博物館は、日本軍が占領した昭南島時代のシンガポールの様子、そして捕虜たちの様子が写真や資料などでなぞることができます。戦争体験者の証言を集めたビデオが上映され、当時の様子がよくわかります。確かに日本が、この地をおさめ、シンガポールに住む人達に多大な迷惑をかけたことはわかるが、その一部分だけを見て「日本ってそんなにひどいことをしたんだ」と理解するのではなく、その当時の世界史の流れの中で、どうしてこのようなことが起こったのかを考え、未来につなげていくのが大切なのではないかと思います(実際に今の日本とシンガポールの関係は、戦争の悲惨さはあったにしろ、この未来指向によってうまくいっていると思います。どこかの国に見習ってもらいたいです)。「日本って、こんなひどいことをしてきたんだ」という悲惨さだけを伝えるのではなく、どうして日本がそこまでしてしまったのか、よくよく考えてほしいと思います。現在の価値観では、「戦争は悪だ」「人殺しはよくない」となっていますが、ではその当時の世界の人々がどのような価値観で生きていたのか、理解する必要があると思います。シンガポールは、日本と関係が深い国であることがよくわかるので、これからも過去にさかのぼり、そのつながりについて学んでいきたいと思います。


無休
入場無料
9時半〜16時半


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